撥(バチ)
へらのようなかたちをしてるのが、三味線の撥です。あのパシッと歯切れのよい響きを出すのもこの撥のなせる技です。三味線を選ぶのと同じくらい重要なのがこの撥の選択。もっとも重要な要素はなんでしょう。もちろん、柔軟性です。
特に津軽三味線を弾く場合、バチの硬さは演奏において大きく左右します。バチを持って親指に近いの部分を皮にを叩きつけます。先端が比較的やわらかいとバチがしなり、糸を弾いたとき、手になめらかな感触が残ります。もしとても硬いバチだと、親指に弾いたときの感触が直に伝わり弾きにくいと感じるかもしれません。ということは、やわからければやわらかいほど親指にとってはいいのです。しかし、しなりの大きいバチには折れやすく、値段が高い場合もあるので、その辺をよく考えてみる必要もあります。下記の「かたさの目安」を参考に自分にあった撥をしっかり選んでみてください。
べっ甲調撥 (BA-BC) Faux-Bekko Bachi
超オススメ品! 初心者にも上級者にもバッチリ。本物のべっ甲とかわらない使い心地と柔軟性、長時間のハードな津軽弾きにも十分耐えるので安心してご使用いただけます。亀にもうれしいニュースですよね!
$269 USD
プラスチック撥 (BA-P) Plastic Bachi
三味線をちょっとやってみたいなあ、氷を削るのにも一本ほしいなあ、という方のための商品。色々な曲を弾いて楽しむのには十分なバチです。残念ながら、ジャンジャン思い切り弾きたいという方にはおすすめできません。
色は白と黒がありますのでお好きなほうをお選びください
$35 USD
木撥 (BA-K) Wooden Bachi
津軽弾きをすると欠けることもありますがどんな曲を弾いてもどんなテクニックにでも対応できます。木目の好きな方、木に特別の愛着がある方には貴重な品です。
$45 USD
アクリル撥-透明 (BA-T) Acrylic Bachi - Clear
透明なアクリルでできた、なんだか未来派型のオシャレな撥。とても見た目がカッコいいのです。
$275 USD