三味線の音合わせ

津軽三味線やその他のおもな民謡、古典曲を弾くにはおもに三種類のチューニングを知っておく必要があります:


本調子

もっとも古くからある三味線の基本となる調弦法です。 一、二、三の糸の音の高さの関係を調子といいます。他のふたつのチューニングもこの本調子がベースとなっています。一の糸(低音)を基準として、一と二の糸が完全4度。二と三の糸が完全5度の音程となっています。


二上がり


三下がり


「三味線の標準的なキーってあるのでしょうか?」

ギターやバイオリンなどと違って、三味線は音の高さが決まっているわけではありません。だからいつもCに合わせるとは限らないのです。唄う人やいっしょに演奏する楽器、曲や気分に応じて自由に音程(キー)を選ぶことができます。一番重要なポイントは選んだキーをしっかりと固定し、演奏中も持続させるなければならないということです。三味線の弦は絹糸なので、正確な調弦をしても時間が経てば必ず狂ってきます。弾く前は三味線を置いて、左手で糸巻きをしっかり持ち、下腹部に押し当て、右手で音を出しながらゆっくり確実に調弦してください。慣れてきたら三味線を構えたままで左手の親指や小指を使ってしっかり糸蔵を押さえて糸巻きをしめながら調節できるように練習しましょう。