三味線の取り扱い方

お手入れの仕方について説明いたします.

皮のケア

三味線の胴皮はとても重要な部分で、音色の80パーセントは皮の種類と張りに影響されるといわれています。湿気と熱気は三味線にとって最大の敵です。できるだけ直射日光を避け、常に湿気を払い、風通しのよい場所で保管するようにこころがけましょう。皮の張替えは費用がかさみます。出来るだけ日頃からお手入れやケアーを欠かさないようにしてください。
皮の正しい取り扱いについてのBACHIDOビデオをみる.
注: 合皮の場合は天候や気温に左右されにくく、本皮よりは丈夫ですので長持ちいたします.

旅行の際

飛行機に三味線を持ち込む際は特に注意が必要です。振動や気圧の変化、カーゴでの粗雑な取り扱いなどを考慮して、皮の張ってある胴部分だけでも機内持ち込みしたいところです。できない場合は、できるだけしっかり梱包してハードケースに入れてから手荷物として預けるようにしましょう。. 三味線と安全な旅についてのBACHIDOビデオをみる.

駒のつけ方


駒をつける時は、まず左手で三本の糸をすべて持ちあげます。そうしないと駒は糸の強い張りに負けて壊れてしまいます。三味線を使い終わったら、また左手で糸を上に持ち上げて、右手で駒をずらすようにして取り外してください。駒をつけたままにしておくと、糸の極度の緊張によって駒や糸、または三味線の皮にも多大な負担をかけることになります。楽器を長く大事に使うためにも駒は常に取り外して保管するようにしてください。 駒のつけ方のBACHIDOビデオをみる。

棹のクリーニング

三味線を弾き終わったら、乾いた布や棹拭きなどで棹や撥についた手の汗や垢をじゅうぶんにふいてください。糸を緩めて棹と糸の間を拭いたり、胴部分もついでにきれいにしておきましょう。 クリーニングについてのBACHIDOビデオをみる.

爪のお手入れ

三の糸を人差し指で押さえる場合、爪の先でしっかりと押さえるとクリアな音がでます。長く演奏していると自然と人差し指に糸道というくぼみができます。爪切りやヤスリなどをつかってあらかじめ糸道を作っておくと、勘所が押さえやすく音も良くなりますのでぜひおススメです。その際に、あまり深く切り込みを入れすぎると、爪は割れやすくなり指を痛めてしまいますので気をつけてください。さらには棹の表面を傷つけることにもなりかねません。常日頃から爪には気をつけておくようにしましょう。